プレゼンスマネジメント
| 新刊「コーチングのプロが教えるプレゼンスマネジメント」(日経BP)は、中身はいいのに、外見で損をしている人のために、分かりやすくプレゼンスマネジメントを紹介している。私も早速購入し、勉強しています。“今度の講演では、これを使ってみよう!”と思うところが何カ所もありました。 参考までに、私が聴いて重要だなぁーと感じたポイントを裏友会員の皆様に特別にシェアしたいと思います。 ★少年野球の教え方には問題がある。エラーをすると「もっと良くボールを見ろ!」と怒鳴られるが、人間は緊張すると、目に影響が出るからますますエラーをすることになる。少年にボールを良く見させたいのであれば、「ボールって、こんな風に回転しているんだけど、知ってる?」など、ボールに興味を持たせなければならない。 ★マネジメントには「管理」と「放任」が対極にあるが、人間は悩むと二極化する傾向にある。真ん中にいるのがコーチング。コーチングはイルカの調教に似ているかもしれない。まず、環境を整えてあげる。そして、ジャンプをしたら魚をあげる。魚はジャンプすれば魚がもらえると学習する。しかし、ある日から調教師はイルカがジャンプしても魚を与えない。レベルアップのためだ。すると、イルカはパニックに陥る。そして、いろんな動きをしてみせる。すごい技が出てきた瞬間、調教師は魚をあげる。そしてイルカは新しい技をインプットする。 ★ビジネスにおいてコーチングが有効なのは、スキルとリスクが高い場合と、逆にスキルとリスクがどちらも低い場合だ。リスクが高くてスキルが低い場合はティーチング、リスクが低くてスキルが高い場合はデリゲーティング(まかせる)ことにした方が良い。 ★コーチングの哲学。(1)双方向、(2)テーラーメイド、(3)オンゴーイング(継続) ★元巨人監督の川上哲治氏は、監督当時、長嶋をみんなの前で叱り、王を叱るときは1対1にした。長嶋は叱られたことを次の日には忘れているが、それを聞いていた選手は、「あの長嶋さんが、あんなに叱られている」と身が引き締まる。 ★聞くことの重要性。竹下登は「へぇー」「ほー」「なるほど」「それで?」の4つの言葉だけで日本を制覇したと言われている。 ★モチベーションもスキルも低い状態を「失意」という。「失意」の状態の時に、「聞く」ということをしてあげて、モチベーションを引き上げておく必要がある。モチベーションが低いまま放置しておくと、スキルが高くなる。スキルが高くてモチベーションが低い人をマネジメントすることは不可能に近い。 ★アクノリッジメント VS ほめる。前者が「存在承認」で後者が「行為承認」。マズローの欲求の階層の3段階目は「所属の欲求」だが、アクノリッジメントはこの部分を満たす。阪神タイガースの星野前監督はアクノリッジメントが上手い。アクノリッジメントの種類には、声をかける、名前を呼ぶ、別れ際の挨拶、ねぎらう、ホウレンソウなどがある。 ★上司は主役、部下は脇役と考えるな!全員が主役だ! ★人を動かすOS(Windowsなど)がある。しかし、一人ひとりOSの種類が違う。自分のOSを相手のOSが同じだと思わないこと! 今回も最後までお読みくださってありがとうございましたm(._.)m (初出2003/8/6) |