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“北京の蝶々”と“少人数の法則”


 これからは、“北京の蝶々”を目指しながら、

“少人数の法則”を信じ、夢に向かって進んでいきましょう (*^o^*)

あなたのアイディア、行動が世の中を変えることになりますよ!


 

先に発表された2003年の流行語大賞のひとつに「マニフェスト」が選ばれました。その受賞者は小泉総理でもなければ、菅直人民主党党首でもありませんでした。前三重県知事で、現在は早稲田大学大学院教授の北川正恭さんでした。

北川さんは総選挙前の講演の中で、聴講者に「あなたに総理大臣になってもらいたい」と言われ、次のように答えました。

「あなたは考え方が古いねぇ〜。私はこれから各政党にマニフェスト選挙を行うように、訴えに行きますよ。私が総理になるよりも、この方が日本を変えることができますから」

北川さんは「マニフェストは北京の蝶々だ」と述べています。北京の蝶々とは、「一羽の北京の蝶が羽ばたくと、次々と仲間の蝶が共鳴し、大きな風を起こして、ニューヨークにハリケーンを起こす」という複雑系の理論です。北川さんはまさに、今回の総選挙で北京の蝶々になりました。

サッカーJリーグが創設されてから10年が経過しました。Jリーグ創設を議論していた時に、川渕三郎さん(日本サッカー協会キャプテン)が「時期尚早というやつは、100年たっても時期尚早という」という名台詞をはかなければ、ワールドカップは日本で開催されることはなかったに違いありません。川渕さんは紛れもなく、北京の蝶々でした。

私たちも北京の蝶々になれるはずです。

次にご紹介するのは、無名の作家が書いた本がミリオンセラーになったお話です。

 「白い犬とワルツを」という無名の本がミリオンセラーになったのは、1つの書店と1人の営業マンの気づきの結果でした。入社2年目の新潮社営業部員、IさんがJR総武線津田沼駅前ビル3FのBOOKS昭和堂の売上を見て 「何か起こっている」と気づきました。「白い犬とワルツを」の売上が同店だけずば抜けて良かったからです。IさんがBOOKS昭和堂に行って目にしたのは、同店店員のKさんが書いた感情の込められたPOP広告でした。IさんはKさんのPOP広告を全国の書店に紹介しました。その結果、全国の書店が同じPOP広告を使い、ミリオンセラーを達成しました。たった一人の営業マンと、たった一人の書店店員の活動が、日本中を動かしたのです。このように、少人数でも“伝染力”を持った人の活動は、多くの人を巻き込んで行きます。