10の努力で1の成果

 

 最近、若い人に講演する機会が増えてきたので、若い人に効くメッセージをいくつか考えている。

 今回は、その中から一つだけ紹介したい。

 「何の努力もしないでうまく行かないのと、努力しているのに、うまく行かないのとは、意味が全く違う。明確な目標を持って努力を重ねていけば、必ず目標に近づく」

 簡単に説明すると、若いうちは(私も若いですが)、努力と成果が全く比例しない。10の努力で1の成果が得られれば良い方だ。しかし、順調に苦労していると、10の努力で5の成果になり、10の成果になり、ついには10を超えるということを体験するようになる。このことを著名なコンサルタントの石原明さんは、「成功曲線」と名付けている。

 同様に、「ファミリー7つの習慣」(スティーブン・R. コヴィー著)にも、「中国の竹の奇跡−この驚くべき植物の種を蒔いてから4年間、小さな芽が出るだけで、何一つ生長が見えない。その4年間、生長は全て地面の中で起きている。土の中に深くその根を張っているのだ。そして5年目になると、この竹は一気に25メートルも伸びるのである!」ということが紹介されている。

 最初は努力と成果が比例しない。このことを若い時に知っておくと、かなりストレスが軽減されるだろう。

 

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