誰から買うか?

 

 講演活動が増えてきた。そのため、私の著書「制度知識で他社MRに差をつける33のQ&A」を読んでいただいた現場のMRさん達と会話する機会が増え、とても喜んでいる。「せめて5年前に読みたかった」と言われても、5年前の私には、この本を書く能力はなかった。

 制度の本を読んでなぜ実績が上がるのか?と本社勤務の方は思うかもしれない。そう思うのは無理ないが、実は、「制度知識で他社MRに差をつける33のQ&A」で伝えたかったメッセージは、“徹底した顧客志向”なのだ!

 そのため、何回も読んでくれたMRさんが、自分でも気づかないうちに顧客中心の言動になり、得意先からの信頼度が増したのだと思う。得意先に「このMRは顧客志向だ」と思われることは非常に重要である。

 例えば、私のかかりつけ医に「良いMRの条件」を聞いたところ、「ネガティブ情報を迅速に出してくれるかどうか」だと述べていた。と同時に、“医療は中断できない”という原則を理解しているMRは少ないと嘆いていた。

 薬は「買う、買わない」ではなく、「誰から買うか?」である。これがMRという仕事の特性であることを忘れてはならない。よって、信頼できるMRからしか買わないという結論に至るのだ。



TOPに戻る