スマートコンシューマの時代
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佐々木さんは、「従来のマス・マーケットは縮小傾向にある」と述べた。昔のように、一つのメッセージを投げかけることにより、一つの行動を促すことができなくなっている。 逆に増えてきているのが、“コミュニティ”である。これを佐々木さんは「スマートコンシューマ」と名付けていた。複数のコミュニティが合体することにより、マス・マーケットを上回るという現象が起きる。 スマートコンシューマは自分で考える人である。商品のライフサイクルで言えば、「アーリー・アドプター」(先駆者)という位置づけになる。アーリー・アドプターは「『今』はマイノリティだが、『明日』という時間軸のマスを誘導している人たち」だと佐々木さんは分析していた。 昨今の医薬品業界では、病診連携マーケティング、DTC広告戦略という新たなマーケティング手法が展開されているが、これらはいうまでもなく、アーリー・アドプターからアーリー・マジョリティーに対する影響力を最大限に活用する戦略である。間違ってもレイト・マジョリティーやラガード(無関心層)にフォーカスしないようにしたい。
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