2004年はセルフ・ブランディング元年

 会社のブランドが突然なくなる時代になった。転職していないのに5回以上社名が変わったという読者もいるだろう。

 M&Aの問題は、従業員の優劣にかかわらず、組織のパワーバランスに基づいてリストラが行われるということだ。このような時代は会社のブランドではなく、個人のブランドで生きていかなければならない。

 セルフ・ブランディングである。もっと分かりやすく言うと、オンリーワンになって欲しい。アメリカでは、If two people think alike, one is not needed」(2人が同じ考えなら、1人は余分)と言われているという。自分の価値を最大化することがセルフ・ブランディングだと考えて欲しい。

 多くの“士業”(有資格者)の人が、“足の裏についた米粒状態”になっている。

「取っても食えない」という意味である。なぜ食べられないかと言うと、資格に頼りすぎて、自分をブランディングしないことがある。“資格の死角”である。

 MRは資格の死角に陥ってはいけない。積極的に顧客とのコミュニケーションを深め、自己研鑽し、「顧客が自分を選ぶ理由」をつくろう。これがセルフ・ブランディングである。自分を選んでくれる理由をつくることができないと、これからのMR大競争時代を生き延びていくことはできない。

 

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