コミュニケーションを制する者は…

 

 筆者は人から「話しかけやすい」とか「面白い」などと言われることが多く、一部の人からはコミュニケーションの達人みたいに思われているかもしれないが、コミュニケーションにはかなり気を遣っている部類に入ると思う。

 そのため、コミュニケーションに関する勉強会や出版物にはかなり投資している。その中で、最近、特に印象に残った言葉がある。

 「コミュニケーションの意味とは、送り手の意図は全く関係なく受け手が受け取ったものである」(コミュニケーションの大前提)

 どうだろうか。受け手の状況・能力を考えずに、一方的な情報提供、コミュニケーションを行っていなかっただろうか。何気なく言った言葉で、相手が急に怒り出し、自分には何で相手が怒っているのか分からない、といった経験は誰にでもあるはずだ。それは相手が悪いのではなく、自分が悪いのである。

 では、もう一つ紹介しよう。

 「あなたがコミュニケーションを取りにくいと思っている人ほど、実はあなたにとって非常に重要な人物である」

 上司や重要な顧客なのにあまり話していないキーパーソンを思い浮かべただろうか?
 今回紹介した2つの言葉を念頭に置いてコミュニケーションを図り、5年後の自分がどのように変わっていくかを是非イメージして欲しい。