一分間謝罪法

 

 「理想的なリーダーは、物事がうまくいっているときは、自分以外の全員をほめる。そしてうまくいかないときには、全責任をひきうける。でも自己中心的なリーダーだと、うまくいっているときはそれを自分の手柄にし、うまくいかなくなると、自分以外のみんなのせいにするのよ」―ケン・ブランチャード&マーグレット・マクブライトの近著「一分間謝罪法」(扶桑社)には、ビジネスのサクセスセオリーが詰まっている。

 人はいつも正しくありたいと思うものだ。そのため、自分が過ちを犯したことを自覚していたとしても、謝ることができず、他の人や環境のせいにしたりする。

 このことについて同書は、「自分に対して正直になる一分間は自分をあざむきつづける数週間、数年、数十年よりも価値がある」と述べている。

 しかし、自分を責めることは自己嫌悪につながり、自信を失うことになりかねない。そのため、「あなたのとった行動に腹を立てなさい」と同書はアドバイスしている。

 読者の中には、部下に悪いことをしていると自覚するリーダー、マネージャーがいると思う。もしもこのままの状態が続けば、そのリーダー、マネージャーがいる組織は崩壊するに違いない。我々はいつでも過ちを改めることができることを知っておきたい。