知識社会に勝つ“T字型”MR・MS

 

 「あらゆる知識労働者に3つのことを聞かなければならない。第一が強みは何か、どのような強みを発揮してくれるかである。第二が何を期待してよいか、いつまでに結果を出してくれるかである。第三がそのためにはどのような情報が必要か、どのような情報を出してくれるかである」ーー  これは、現在ベストセラーになっているP.F.ドラッカーの著書『ネクスト・ソサエティ』に出てくるフレーズの一つである。

 今日は、知識社会、知価社会と言われるように、“知”が主たる生産手段であり、その中で知識労働者は組織を活用しながら、常に成長し続けなければならない。

 今の知識は4年後には全く使えないと言われている。脳細胞と同じで、1秒毎に自分が持っている知識は死んでいっていると言っても過言ではない。

 MR・MSという仕事は、専門性が非常に高く、まさに“知識労働者”である。その点、他業界のビジネスマンよりも知識労働者という言葉の意味を理解できると思う。常に冒頭のドラッカーの3つの質問を意識して欲しい。

 言うまでもなく、知識労働者には専門性が求められる。しかし、「専門バカ」という言葉があるように、それだけでは顧客を満足させることは難しいだろう。専門性が高く、かつある程度他の知識を持っているという“T字型”のMR・MSを目指して欲しい。