自由は地獄か天国か?
| 「幕内を20場所以上通算で過ごせば、年寄株の権利が得られるというのでなく、技能・技術があれば、どの球団も渡り歩くことができるプロ野球選手。普通の会社員もそんな時代になったと思うんです」−作家の堺屋太一氏は7月14日付の日刊スポーツのインタビュー記事で、若いビジネスパーソンにプロ野球選手化を求めている。 相撲社会からプロ野球社会への転換。しかし、相撲社会が当たり前と思っている人はなかなか変わることができない。 知人の会社にいる36歳の男性Y氏は、企画書をまともに書くことができない。当然、上司から「これじゃ、分からない」と叱責されるが、「ぼくは今まで“大企業”にいて、企画書のフォーマットがしっかりしていたので、自分で書いたことがないから書けません」と何のためらいもなく発言したそうだ。 昔はそれで良かった。電車(会社)に乗れば、目的地まで連れていってくれた時代。今は、乗り物も目的地も全部自分で決めなくてはならない時代だ。 しかし、自由は残酷である。無能な人は自分が無能なことが分かってしまうから。前出のY氏はまだ気が付いていないようだが…。 反面、努力する人にとっては、たまらない時代になった。努力は裏切らない―だから常に自己改革を忘れてはならない。 |
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