「モー娘。」型マーケティング戦略

 

   
 最近のテレビ番組を観ていて、何か気付いたことはないだろうか?
 1つのニュース番組に対するキャスターの数が多いのである。各コーナーに専任のキャスターがおり、1つの番組の中で“サザエさん一家”のような“家族構成”がなされている。

 なぜ、そのようなことをするのか。その理由は、視聴者の価値観が多様化しているからだ、と某テレビ局の関係者は述べていた。

 視聴者の価値観が多様化すると、なぜ、キャスターの数を増やさなければならないのか。それは、「モーニング娘。」(モー娘。)の戦略と似ているようだ。「モー娘。」のメンバー13人のことを全員好きというファンはそれほど多くないと思うが、安倍なつみ、吉澤ひとみ、加護亜依など、個々のメンバーが好きだというファンはたくさん存在する。このようなファン数を合計すると、もの凄い数の「モー娘。」ファンになる。

 つまり、ニュース番組もニュースの中身で差別化を図ることは難しいので、各世代にウケそうなキャスターを配置しているというわけである。
 これからは、メディアに限らず、一般のビジネス界においても「モー娘。」型のマーケティング戦略が用いられるかもしれない。無能な営業マンを割り当てられた顧客も、「モー娘。」型なら満足するだろう。

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