MR・MSは情報のプロである
| これは、時代分析に定評のある寺島実郎氏が、所属する三井物産戦略研究所の機関誌に書いたコラムの一文である。 この他にも寺島氏は、「人脈とは、相手を知っているという次元のものではなく、相手が自分の意見に耳を傾けてくれ、影響力を行使できる関係になっているということである」と述べている。 編集者でもよくあることだが、「私は**教授のことを知っています。知り合いですよ」と言いふらす“人脈自慢”の人がいるが、実際は、相手が覚えていないということが少なくない。これは、自分が友達だと思っていても、相手がそう思っていなかったら、友人関係とは言えないことと同じである。 MR・MSは、情報のプロであり、人脈・人間関係が非常に重要な職種である。 そのため、医師・薬剤師のスケジュールを確認し、たとえ空いていたとしても、“自らの側に発信するに値するメッセージを蓄積した存在”になっていなければ、相手の時間を奪うことは本来であれば慎まなければならない。 これからのMR・MSは、得意先との間に、影響力を行使できる関係を構築する必要がある。時間はかかるが、忘れてはならないことである。 |