| いつも美女に囲まれる大金持ち。男性なら誰もが羨むジャック・ウェルチ前GEグループCEO。そのウェルチの「私の履歴書」(日経新聞2001年10月)を“担当”した日本経済新聞社編集委員・勝又美智雄氏の講演「ジャック・ウェルチ氏の経営と人生」を聴いた。
ウェルチの経営哲学としては、「業界1、2位主義」があまりにも有名だが、評価の面では「活性化曲線(Vitality Curve)」が日本の企業にも大いに参考になる。
活性化曲線とは、社員を上位20%、中位70%、下位10%にランク付けし、下位の10%は昇給ゼロ、ボーナスゼロで辞めてもらう。逆に上位20%には2倍の報酬を支払う。
このシステムは1年目は簡単だが、2年目以降は新たな下位ランクの人を10%選定しなければならない。一方、上位の20%には、もっと働きがいのある場に栄転させる。上位ランクの社員を栄転させることが管理職の役割だ。
非常に厳しいように感じるが、勝又氏は「日本の方が厳しい」と述べていた。日本は突然降格されたり、飛ばされたりするが、GEでは、マネージャーから部下に対して、「あなたの今の評価は**です。このままでは下位ランクになります」とちゃんと“予告”する。
False kindness(厳しくしないことは優しさではない)という考えが浸透しているために、マネージャーは日常的に評価を教えるという。
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